Equipment Diagnosis Business
設備診断事業
最新の診断技術で「メンテナンスの最適化」に貢献
当社は、製鉄・化学・石油化学等の基礎素材産業の設備メンテナンスを行う中で、様々な技術とデータを蓄積してきました。
特に、回転機械の振動診断技術や静止機器や配管に対する腐食損傷解析技術においては、長年にわたって研究開発を重ね、お客様設備の延命化に努め「メンテナンスの最適化」を追求しています。
これらの診断技術を新しい分野にも展開し、設備診断事業を更に拡大しています。
電流情報量診断システム
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TAKADAのIoTソリューションで設備管理の課題を解決!!
日本初 電流解析により「安全・正確・簡単」に設備の状態を監視・診断
電流情報量診断システム
「T-MCMA®」について
モータの電流信号を多重解析し、モータおよび回転機械の状態を診断します。電気盤で電流信号を計測するため、振動計測が困難な回転機械の状態診断も「安全・正確・簡単」に行うことができます。また、クラウド(TM-CLOUD®)により、遠隔地の回転機も高速・安全に状態監視が可能です。さらに、ご依頼に応じて当社スタッフによる原因究明までサポートいたします。
電流情報量診断
システム紹介動画
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電流情報量診断システム(T-MCMA®)
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電流情報量診断システム
様々な部位の異常を検知
こんな場所の
モータ・ポンプもOK!
診断・解析機能例
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監視診断
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傾向管理
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精密診断
精密診断実績!
TM-CLOUD®の特長!
- 回転機械設置現場と関係なく、電気盤にクランプを取り付けるだけで、計測・診断が可能
- モーター本体と負荷側の機械を診断
- 幅広い適用範囲(一般回転機械/低速回転機械/高圧モータ)等
- インバータ診断、巻線絶縁劣化診断、電源品質モニタリング、過渡電流診断、プロセス診断
- 無線ネットワークおよびクラウドコンピューティングによる多チャンネルオンライン監視・診断
- 少ない初期投資で、オフライン/オンライン/遠隔での監視・診断
- 計測器は常設でき、インターネットが繋がれば、時間や場所を問わず診断可能
- クラウド上で一元管理が可能。回転機器の状態はメールで通知
- 災害時のデータ保護
導入事例
(グローバル展開)
X社殿にてクラウド型回転機械診断サービスを導入。
東南アジアのA工場に複数台のユニットを設置し、A工場内の回転機械の状態監視を実施中。他工場の導入も検討中。
振動診断との機能比較
- ● 回転機械診断の主流である振動診断に、見劣りしない技術(より優れた点)
- ● 電源側の監視、絶縁診断への対応も可
破壊・損傷材料の解析技術
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材料の破壊・損傷の原因究明から補修工事までフルサポート
応力腐食割れや疲労など、お客様の設備で発生した材料の破壊や損傷の原因を究明し、再発防止策をご提案。
豊富な対応実績を持つスタッフが補修工事まで対応し、設備の安全性向上に貢献します。
特長
- 各種金属材料、各種の破壊・損傷の事例に対する豊富な対応実績
- 技術士(金属)部門をはじめとした専門スタッフによる対応
技術情報データベース
解析事例
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断面ミクロ組織
- 材料名称:KHR45A
- 損傷形態:凝固割れ
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破面SEM像
- 材料名称 SUS304L
- 損傷形態 疲労
- 使用環境 N-メチルピロリドン
- 使用温度 90℃
微生物腐食の分析調査
自然水環境などで、通常では想定できない腐食速度で漏えいがみられた場合や腐食形態から微生物腐食の疑いがある場合など、腐食の原因を調査し、微生物腐食の対策をご提案します。
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断面ミクロ組織(溶接部)
微生物腐食とは
- ・材料の表面に付着/成長した微生物のコロニーの下でのすきま腐食
- ・微生物の代謝作用にともなう生成物によって、腐食が進行する現象