TAKADA’s Strengths

TAKADAの強み

法令毎の許認可・資格

国内の保安関連法規に定義付けされている圧力設備を設計、製作する者に対しては、各法律の目的に応じて所轄大臣の許認可取得義務と技術基準適合義務が要求されています。
最近、規制緩和の流れの中で、事業者(設置者)への責任が求められる中、保有許認可・資格はその一助となるよう、当社は的確な管理体制のもと「お客様の自主保安の強化」に貢献いたします。

許認可等取得状況

対象事業所および工場 本社工場 水島工場 四日市工場 君津工場 本社
労働安全衛生法 ボイラー
・製造許可
・溶接施工法/溶接士技量
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第一種圧力容器
・製造許可
・溶接施工法/溶接士技量
- -
高圧ガス保安法 特定設備
・溶接施工法/溶接士技量
- -
高圧ガス設備(管)
・大臣認定試験者(管類)
・溶接施工法/溶接士技量
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電気事業法 発電用火力設備
・プロセス認証
・溶接施工法/溶接士技量
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ガス事業法 容器・配管・導管
・溶接施工法/溶接士技量
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原子炉等規制法 発電用原子炉施設
・溶接施工法/溶接士技量
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試験・研究用原子炉施設
・溶接施工法/溶接士技量
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加工施設及び再処理施設
・溶接施工法/溶接士技量
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労働安全衛生法 ≪ボイラー・第一種圧力容器≫

労働安全衛生法に定義されている「ボイラーおよび第一種圧力容器」については、各工場の生産能力に応じて各型式毎に製造許可を取得しており、設計、製作からメンテナンス(変更・改造)まで責任を持ってお客様のニーズに対応します。

製造許可済型式
ボイラー 水管、貫流温水、丸(煙管式廃熱)、廃熱、電気温水、水管式強制循環、水管式貫流、貫流式廃熱
第一種 圧力容器 円筒形、多管式、ジャケット付
特殊型

高圧ガス保安法 ≪大臣認定試験者≫

大臣認定制度は、高圧ガス保安法関係省令に基づき、自らが高圧ガス設備を製造し、適切に試験検査を行う能力を有する者を経済産業大臣が認定する制度であり、当社は「M:管類」の認定を受けています。
大臣認定品は、都道府県知事による完成検査時に現に試験を要しないというメリットがあります。
高圧ガス配管の設計、施工から試験検査までを整備された技術基盤のもと、当社独自の品質保証体制で実施・管理し、お客様設備の保安体制に貢献します。

電気事業法

本社工場、水島工場および君津工場を生産拠点として、お客様のニーズに十分対応できる技術・技能力を保有しています。また、適切な溶接施工・検査体制を構築し、設置者殿より要求される溶接検査業務に対応いたします。
なお、本社工場、水島工場、君津工場においては、民間製品認証(プロセス認証Ⅰ)を取得しています。
この認証を溶接事業者検査に活用することで国の安全管理審査の確認項目が省略されます。

高度な溶接技術

当社は、優秀な溶接工であった創業者からスタートしたことから、現在でも溶接技術には高い評価を得ています。
特に、炭素鋼やステンレス鋼のみならず、特殊鋼である高ニッケル系合金やチタン、ジルコニウムといった活性金属などの溶接施工法を確立し、各分野で特殊溶接技術を発揮しています。
また、長年培ってきた安全性評価技術、余寿命診断技術をもとに既存設備の補修溶接を行い、設備の長寿命化や最適化でお客様に貢献しています。

高圧水素用配管HRX19®の溶接技術

水素ステーションの高圧水素環境下で使用する溶接継手の安全性・信頼性の向上につながる溶接工法を確立しました。

内圧コントロール工法による裏なみビードの平滑性を実現!!
溶接スケールの付着しない酸化フリーの品質を実現!!

チタン・ジルコニウム溶接技術

溶接品質の確保が難しいとされてきたチタンやジルコニウムの現場溶接を可能にし、製作からメンテナンスまでお客様のニーズにお応えいたします。

簡易溶接補助装置でチャンバーレベルのシールド雰囲気を実現

工事実績

  • ソーダ灰蒸留塔予熱段製作据付工事(Ti)
  • 晒熟成タワー製作据付工事 (Ti)
  • 二重管配管製作工事 (Ti)
  • 次亜塩素酸貯蔵ライニング工事 (Ti)
  • 増能力配管製作取付工事 (Ti)
  • 製塩設備 (熱交換器) 製作工事 (Ti)
  • 晒設備クラッド機器製作工事 (Ti)
  • チタン配管現場工事 (Ti)
  • 再処理設備 ジルコニウム配管工事 (Zr)

溶接競技大会での入賞実績

表彰名・競技大会名 受賞基準 / 部門 受賞人数
全国溶接競技会(2009年度~) 被覆アーク溶接の部 第67回(2022年)
優勝
上位入賞者
多数輩出
各都道府県大会
(2009年度~)
被覆アーク溶接の部(板) 上位入賞者
多数輩出
被覆アーク溶接の部(管)(全国大会種目外)
炭酸ガス半自動溶接の部(全国大会種目外)

人材育成

「人」がTAKADAのまんなかです。

どんなに技術が進歩しようとも、企業の根幹を支えるのは「人」。技術は人によって開発され、人によって活かされます。そのことを身をもって体感してきたのがTAKADAのエキスパートである「匠」たち。彼らが第一線の現場で培ってきた高度熟練技能を、いかに次の世代に伝承するかが、これからの企業存続のカギを握ると言えるでしょう。TAKADAでは、そのための人材育成プロジェクトに取り組んでいます。新人研修に役立つ教育訓練用トレーニング設備の導入。若手社員のモチベーションを高める技能オリンピックの開催。キーワードは、「『人』がTAKADAのまんなかです。」ともに生き、ともに育ち、ともに栄えるための人材開発に取り組んでいきたい、と私たちは考えています。

教育施設・設備

TAKADA研修センター

TAKADA研修センターは、幅広い人材育成のための快適な多機能施設です。27,000m2の敷地に、最新のAV機器を備えたセミナー室、各種実習設備100名規模の宿泊施設に加えて、グラウンド、テニスコートなどのスポーツ施設も完備。独自の体系的な教育を通して、それぞれに明確な目標を与えていきます。

新入技能社員教育

TAKADAでは、若手技能者の早期育成に特に力を入れています。
新入技能社員は各配属先で職場体験学習を行った後、「TAKADA研修センター」で4か月間、集中して『全社共通基礎技能教育』を受けます。 これは、即戦力となる技能を身に付けるための、当社ならではの技能伝承の方法で、「匠」への道はここから始まると言っても過言ではありません。この『全社共通基礎技能教育』が終わると、次は所属別専門教育(OJT)を受けながら、実践的な技能を修得していきます。

技能オリンピック

若手社員の技能に対するモチベーションを高める全社大会。競技は事業所対抗で、課題は4か月前に発表。先輩から後輩へ、技能を継承するチャンスでもあります。 若手社員が研修センターに会し、「モノづくり」の技を真剣に競い合います。

技能・技術表彰受賞者

TAKADAでは、これまでに多くの匠たちが名誉ある表彰を受賞してきました。
当社の高度な技能・技術を次の世代に伝承することも会社としての使命のひとつだと考えます
さらにTAKADAの溶接技術は全国でも認められる実力を持っています。
その証として、各都道府県の競技会でも多数の技能者が入賞を果たし、全国大会にも出場しております。

2022年9月25日、青森県で開催された第67回全国溶接技術競技会では、八幡支社の小林 和樹さんが最優秀賞を収め、「溶接日本一」に輝きました。

全国溶接競技会 最優秀賞、優秀賞受賞(2022年)

各都道府県大会

表彰名・競技大会名 受賞基準 / 部門 受賞人数
黄綬褒章 多年にわたり業務に精励し、人々の模範たるべき人に対して授与される褒章。 3名
現代の名工 厚生労働省が行う表彰制度の1つ。
極めて優れた技能を有し、現役の技能者として従事し、技能を通じて労働者の福祉の増進及び産業の発展に寄与した者であり、かつの他の技能者の模範と認められる者を表彰
3名
県知事表彰
(福岡県優秀技能者 福岡県知事賞)
福岡県内で就業する現役の技能者のうち、卓越した技能を持った方を表彰。 13名
北九州マイスター 北九州市が「モノづくり」に関わる高度技能者を「北九州マイスター」として認定。これらの貴重な技能を次代に継承し、地域産業の振興に貢献するための活動を支援。 1名
全国溶接競技会
(2009年度~)
被覆アーク溶接の部 第67回(2022年)
優勝
上位入賞者
多数輩出
各都道府県大会
(2009年度~)
被覆アーク溶接の部(板) 上位入賞者
多数輩出
被覆アーク溶接の部(管)(全国大会種目外)
炭酸ガス半自動溶接の部(全国大会種目外)

資格保有者

技術・技能資格保有者数が、高度な「技・能」集団であることを立証しています。

技術資格保有状況(2022年4月現在)

資格名称 人数
技術士(機械・金属部門) 3
建築士(1・2級) 4
機械設計技術者(1・2級) 5
計算力学技術者(1・2級) 4
管工事施工管理技士(1・2級) 181
建築施工管理技士(1・2級) 24
土木施工管理技士(1・2級) 6
電気工事施工管理技士(1・2級) 58
高圧ガス製造保安責任者(甲・乙・丙・冷凍) 109
消防設備士(甲・乙) 71
危険物取扱者(甲・乙・丙) 294
公害防止管理者(水質・大気・騒音・振動) 10
エネルギー管理士 4
ボイラー技士(1・2級) 25
電気主任技術者(1・3種) 6
計装士(1・2級) 48
放射線取扱主任者(1種) 2
計量士(一般・環境) 2
非破壊試験技術者( レベル1・2) 63
WES8103溶接管理技術者(特別・1・2級) 183
国際溶接技術者資格(IIW‐IWE) 2
圧力設備診断技術者(レベル1・2) 3
ISO機械状態監視診断技術者(振動)カテゴリーⅡ・Ⅲ 15
ISO機械状態監視診断技術者(トライボロジー)カテゴリーⅠ・Ⅱ 2
設備維持管理士(「配管・設備」・「回転機」) 8

技能資格保有状況(2022年4月現在)

資格名称 人数
機械保全技能士(1・2級) 126
配管技能士(1・2級) 63
鉄工技能士(1・2級) 47
とび技能士(1・2級) 17
仕上げ技能士(1・2級) 7
油圧装置調整技能士(1・2級) 4
機械加工技能士(1級) 1
機械・プラント製図技能士(1・2級) 4
金属材料試験技能士(1・2級) 2
電気工事士(1・2種) 87
ボイラー整備士 145
溶接資格 JIS 溶接士 適格性証明書資格者 591
JPI 溶接士 適格性証明書資格者 67
厚生労働省 ボイラー溶接士 資格者 60
電気事業法 溶接士 資格者※ 77
原子炉等規制法(発電用原子炉施設)溶接士 資格者※ 4
原子炉等規制法(加工施設及び再処理施設)自動溶接士 資格者 5

※自動溶接士 含む

その他 高度な技術・管理体制等

エチレン製造装置の分解炉の保全技術

半世紀にわたって、エチレン製造装置における分解炉の保全工事に従事。計画的な改修工事や運転中のトラブル対応工事を迅速に対応し、お客様の設備をお守りします。
その中で当社は、長時間使用した耐熱鋳鋼の再溶接時に発生する延性低下割れを防ぐ「内面バタリング法」を開発し、分解炉輻射管の延命化に貢献しています。

シート式バックシールド工法

シート式バックシールド工法は、バックシールドガスを必要とする配管および機器において局所的なシールドが可能であり、穴径40mmΦからジグが取り出し可能なバックシールドジグの画期的な方法のひとつです。

エレクトロニクス関連クリーンパイピング

国内トップレベルを誇る充実した設備と全国ネットの施工体制および豊富な施工実績で『垂直立ち上げ』を設計から提供いたします。

品質保証体制

お客様の要求品質にお応えできるよう、日々全社を挙げて品質活動に取り組んでいます。

階層別安全衛生教育

当社は教育対象者を職系、資格で分類して階層別に適した教育を実施し、個人の安全感性 向上を図り、「安全に強い人材」を育成しています。

提案型改善活動(NK活動)

当社は「能力開発」と「能率改善」を目的に、NK活動に取り組んでいます。社員個人の創意工夫とグループ単位での問題解決や課題達成に取り組むことで、業務の効率化、生産性向上の達成を目指しています。常にチェンジとチャレンジを意識し、新しい時代に合った新しい価値を生み出していきます。

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